台湾に行って気づいたこと
どうも。胃腸が弱いでおなじみのわたしです。
正しくは弱かった、ですね。
学生の頃、10年ほど前は
本当に酷くて、毎日胃薬を飲んで、
市販の飲み物はほぼダメ。お水だけ。
緑茶なんかはカフェインに反応するのか
すごく気持ち悪くなる。
だから夏は地獄なんです。
外食すれば必ずギンギンに冷えたお冷、
暑いから冷たい飲み物飲みたいけど
飲むと痛くなるのせめぎ合い。。
と、前置きが長くなりましたが、
そんなわたしがヨガに出会って、
そこからアーユルヴェーダに出会って、
なんとなく何をどうすれば
胃に負担をかけずに暮らせるかが
わかり始めたころ。
台湾旅行に行きました。
今からちょうど２年前だ。
-その前にちょっとだけ説明-
胃や肝臓、体組織に消化の火「アグニ」
というものがあり、
胃腸での食べ物の消化だけでなく
感情の受け入れとか、精神面にも影響のある
とても大切な火の神様なんだとか。
だから体の中にいる、火の神様が
機嫌よくメラメラ燃えてくれていないと
消化機能が低下し、代謝も上がらず、
あらゆる不調の元となってしまう。
これはなるほどと腑に落ちた。
火に水をかけてしまえば火は消える。
火が消えるということは消化ができない。
わたし、この状態だったんだ！
それは何を摂っても効果ないわけだ。
これからは温かいものを摂るようにしよう。
アーユルヴェーダを学び、そう心に決めたのです。-説明終わり-
そう、それで台湾の松山空港について。
5月なのにめちゃめちゃ蒸し暑い。
ガイドさんの車に乗ると、
こんなに暑いのに、ドライバーさんは
水筒で温かいお茶を啜ってる…！
暑い国は熱いも飲み物を飲むって
聞いてはいたけど、カルチャーショック。
日本じゃ絶対に考えられないからね。
他にも、もうこれがデフォルト。
台湾のコールドドリンク、ほとんどが氷入ってない！
さらにあるお店では、メニューの下の方に
「冷たい飲み物は体によくありません。控えましょう」
とまで書いてある。
なに！この日本との違い！！！
やはり日本は戦争に負けてから、
良くも悪くもアメリカの真似をしてきて
そんな結果がこれなんじゃないかと
思うくらい。。
コーヒー紅茶、ケーキにポテチ。
美味しいものばかりだけど、
日本人の体質にはあまり合わないんですよね。。
夜市は雨だったけど、
次の日に行った九份では晴れてよかった。
すごく綺麗だった。
冷たい飲み物を摂らないのもそうだし、
台湾の方は皆さんとても暖かくて、
これは私たち日本人も見習わなければ
と強く思いました。
歌舞伎町や六本木みたいな怖い街はないし、
夜は女性だけで歩いても大丈夫。
お酒も飲む習慣があまりないようで、
酔っ払いみたいなのは見なかったなぁ。
ガイドさん曰く、台湾は治安のいい国２位らしいです。（１位はどこなんだろう…）
ごはんも安いし。
わたしは一回の旅行でハマってしまい、
半年後にもう一度行きました。
そんなわけで、台湾旅行での一番の気づきは
台湾人は胃を冷やさないように
自分の中のアグニを大切に
丁寧に暮らしている、ということ。
みんな自分を大切にしている。
ここから他者への優しさが生まれている
気がした。
日本も、今でこそ常温の飲み物を
置いているコンビニが増えたけどまだまだ。
夏バテするのは冷たいもの取りすぎも
あるんですよね。
まずは、お家でのむ飲み物の
氷を一つ減らすところから！
プチ不調は、
冷たいものとおさらばすると改善が見込めます。
皆さんもぜひ！
それでは素敵な日曜日を！
